入社2ヶ月で中国へ
全ての経験が自分の視野を広げてくれた

開発Ⅰ部 研究BL
清水 雄夫 中途/2012年入社(11年目)

INTERVIEW先輩社員の声

入社2ヶ月で中国へ
全ての経験が自分の視野を広げてくれた

開発Ⅰ部 研究BL
清水 雄夫 中途/2012年入社(11年目)

日本以外の2拠点で多くのことを学んだ

清水さんは入社2ヶ月で中国へ行くようになったそうですね。

2ヶ月間の試用期間が終わった次の週には、中国出張に行っていました。前職では出張がなかったので、社会人になって初めての出張でした。それから2年間、毎月のように行っていた流れで、開発拠点を中国で立ち上げるための駐在が決まりました。

駐在期間は、現地採用したスタッフに指導する立場を担っていたのですが、これがなかなか難しくて。働き方に対する考え方が日本と異なり、仕事を覚えたら次のところに行きたいというスタッフもいました。ですから「この人は育ったし辞めてほしくない」と思ったら、給与を調整するなど対応して残ってもらえるようにする必要がありました。また職場環境を整えることにも尽力しました。スタッフと一緒に社員旅行をしたり、会社のスポーツ大会に一緒に参加したりと交流を大切にしました。

帰国後は本田技研工業(株)で委託業務をしていたとのことですが、自社で仕事をするのとはどのような違いがありますか?

本田技研工業(株)では、いままで自分が触れてこなかった情報が入ってきました。ミネベア アクセスソリューションズでは、直接デザイナーとやり取りする機会がありません。車両づくりの初期段階から入ることがないため、コンセプトやこだわりを耳にせず必要な製品をベストな形で作り上げます。けれど本田技研工業(株)では、全体を把握してからモノづくりに入るのです。そこが一番の大きな違いだったように感じます。それまでは目の前の部品をどう作るかを考えていましたが、ユーザーを想定したらこうした方がいいだろうなど、一歩踏み込んで発想するようになりました。

主任として部門のことを考えつつ、プライベートも楽しむ

これまで経験されてきた設計とはどういう仕事なのでしょうか?

ミネベア アクセスソリューションズに限った話ではありませんが、設計は失敗すると社内にもお客様にも迷惑をかけます。それは途中段階だろうと、世に出た後だろうと同じことなので、いかに失敗しないようにするかが大事です。またデザインが少し変わるだけで設計し直す必要が出てくるので、限られた時間の中で可能な限り効率化や自動化していくことも求められます。熟練スタッフだといままでの経験から「今度はこうやったらできるはず」と最適解を導き出すのにあまり時間がかかりませんが、経験が浅いうちはそうもいきません。そうすると人によりスピードの差が大きくなってしまうので、最近は暗黙知のデータ化に少しずつ取り組んでいます。

清水さんは主任になり、どのように意識が変わりましたか?

「教える」ことについて、よく考えるようになりました。私は性格的に自分で何でもやってしまいたくなるのですが、立場的には部下に教え、実践してもらわなければなりません。でも教え方って、人によって相性があると思うんです。私がずっと同じ教え方をしていたら、マッチしない人にはいつまでも伝わらない。そう思い、いまは「この人には、どう伝えたらいいだろう」と常に考え、教え方を変えるように工夫しています。また、よりマッチした教え方をするためには、仕事外でのコミュニケーションが必要だと思うので、日頃から出社しているスタッフとは多く会話することを心がけ、在宅勤務のスタッフとはビデオ通話で話すようにしています。

プライベートでは野球を楽しんでいるそうですね。

栃木に来たときに、あるスタッフから誘ってもらい野球部に入りました。実は、それまで野球の経験がなかったのですが、幸い強くなることよりも楽しむことを大事にしているチームだったので仲間入りしたんです。オンシーズンになると召集がかかり、大会前に数回練習しています。もともと体を動かすのが好きだったこともあり、いい休日の過ごし方の一つになっていますね。

ミネベア アクセスソリューションズは幅広い経験を積み、
成長できる場所

今後の展望を教えてください。

もっとみんなで仕事を回せるようにしていきたいという思いがあります。ミスなく、迅速に製品を世に出せるようにしたいです。また、営業や購買など別の部署も経験してみたいとも思っています。タイなど、ほかの海外拠点に行くことにも興味があります。そう考えるようになったきっかけは、中国での経験です。前職からずっと設計の仕事をしてきましたが、中国で少ない人数で協力して仕事をしていたら視野が広がり、ほかの工程にも興味を持つようになったのです。できるだけ多くの経験を積み、幅広い視野でモノづくり全体を見られるようになりたいと思っています。

最後に、就活生へのメッセージをお願いします!

学生時代は、できるだけ部活やアルバイトなど、いましかできないことをして欲しいですね。そこで人間関係を築いたり、時間配分を学んだりしたことが、社会人になったときに必ず活きてきます。

またミネベア アクセスソリューションズは「どこでも行きます!」「何でもやります!」というバイタリティ溢れる人にはとてもいい環境だと思います。私も中国や本田技研工業(株)さん、栃木など様々な環境を経験できて本当によかったので、これは自信を持って言えることです。全ての経験が自分の成長に繋がるので、ぜひ思い切って飛び込んできてくださいね。

MY SCHEDULE

先輩社員の1日

6:00

起床

6:30

家事・出勤準備

7:00

通勤開始

自家用車で会社まで出勤。

7:30

到着

到着して、制服に着替える。

8:00

出社

8:30

メールチェック

前日のメールチェックをして、本日の業務優先事項整理。

9:00

設計業務

朝の方が問い合わせが無い為、資料作成等個人業務実施。

10:00

グループミーティング

在宅スタッフ含め、オンラインで、グループミーティングを行い業務内容確認。

10:30

打合せ

社内打ち合わせ→開発部門内、他部門とも打ち合わせ。

12:00

昼休憩

13:00

打合せ 客先

基本はオンラインで打ち合わせを実施 サンプルを使用した打ち合わせが必要な場合は、お客様先へ訪問して打ち合わせ。

15:30

設計業務

打ち合わせ内容を踏まえ、設計検討、資料作成。

17:00

退社

18:00

プライベート

ゴルフの練習、またはジム。

19:30

帰宅

20:00

夕食

20:30

プライベート

テレビ(ニュース)か、オンラインテレビでゴルフ動画鑑賞。

22:30

就寝準備

23:00

就寝

※2021年3月のインタビュー・スケジュールになります。
※R&Dセンターではフレックスタイム制により勤務時間帯が社員により異なります。
※ミネベア アクセスソリューションズでは在宅勤務、従業員のマスク着用、アルコール消毒など
新型コロナウィルス感染予防対策を実施しております。