管理に携わり続けて27年
次は、みんながよりイキイキと働ける環境づくりを

開発Ⅲ部 開発試作BL
小森 里子 新卒/1994年入社(29年目)

INTERVIEW先輩社員の声

管理に携わり続けて27年
次は、みんながよりイキイキと働ける環境づくりを

開発Ⅲ部 開発試作BL
小森 里子 新卒/1994年入社(29年目)

開発に携わるヒト、モノ、カネ、情報を管理し続けてきた

小森さんは、これまで管理業務を長くご経験されてきたとお聞きしました。

管理の対象は途中で変わっていますが、一貫して管理業務を担当しています。以前は開発の工程を管理していて、開発の段階に応じてイベント推進をしていました。初期段階では構想や開発内容を確認するキックオフ、第2段階では設計の妥当性を検証、第3段階ではテスト品をつくりその妥当性を検証、そして最終段階では図面にこれまで検証してきたものが反映されているかの確認など。これらの企画提案からコントロールまで担っていました。

そして、R&Dセンター全体のヒト(勤怠)、モノ(設備・施設)、カネ(会計)等の管理業務も担当していました。私はマネージャーなので、メンバーが担当業務をそれぞれ予定通りに進めているかを管理するのが主な役割です。管理BLのメイン業務は、従業員の勤怠管理や設備維持。そのほか、建物の老朽化を防ぎながら継続的に管理するために必要なツール一覧表を作成して予算を確保したり、同じ「情報の森とちぎ」内の企業と情報共有する対社外の活動も担当しています。環境の管理も大事な業務です。ミネベア アクセスソリューションズはISO14001を取得しているので、それを維持継続するための管理をR&Dセンターの事務局として対応しています。社内の安心・安全においては、月一で訪問いただいている産業医とメンバーの面談を実施し、そのフィードバックを所属部署に伝えています。あとは人事や総務など、本社にしかない機能を栃木でサポート・フォローしています。

マネージャーとして注力していることを教えてください。

メンバーの教育や成長を促すことです。20代の若手社員も多いため、仕事とは何か、会社とはどういう場所か、ということから教育しなければ「なぜいまこれを言われたのか」が判断できないままでしょう。どこからどこまで教育したらいいのかは日々迷うところですが、基礎的なところから丁寧に伝えるようにしています。

こうした日々のなかで、メンバーが伝えたことを理解して行動に移してくれているところを見ると嬉しくなります。以前入社1年目のメンバーが、自分の担当業務である勤怠管理において「みんなに有給休暇の取り方を周知できていないので発信したいのですが……」と相談してきたことがありました。「どういう内容がいいですか?」と聞かれたので3つのポイントを提案したところ、誰にでも伝わる文章にして発信してくれて。1年目だからと手を出しすぎないで、任せてみてよかったなと思いました。

私はもともと、管理職になりたいという強い思いがあったわけではありません。でも、経営に携わるのは面白いし、部下の成長を見ていると充実感を覚えます。また、会社の状況を情報として把握できる立場にはなったことで、会社の収益に貢献するためにはどうすればいいかを考えながら仕事するようになりました。そういう意味ではかなり視座が変わったと思います。

ミネベア アクセスソリューションズの根幹は、どれだけ規模拡大しても変わらない

小森さんはR&Dセンターの建物ができあがる前から勤務しているんですよね。当時のことを教えてください。

私が入社した当時、R&Dセンターは違う施設に間借りしている部署でした。3年目にいまの施設を建てる構想ができて、備品を入れる段階で私も携わりました。ただ当時はまだ経験も浅かったので、何をどう買えばいいか分からなくて悪戦苦闘したのをよく覚えています。また、建設当初は50名くらいの規模だったこともあり、いまの半分の広さだったんです。そこに10年後、食堂がある建物ができ、いまでは200名ほどの従業員が働いています。

会社の雰囲気は変わりましたか?

入社当時は20名くらいしかいなくて、社員全員の家族構成を把握しているくらいアットホームでした。人数が増えることで事業所全体での歓迎会はできなくなりましたし、部署ごとに分割されて一体感は前よりなくなったと思います。でも根本は変わらないですね。他社の話を聞くと、ミネベア アクセスソリューションズはアットホームな会社なんだと思いますし、何かあったときに声を掛け合う文化は残っています。

みんながイキイキと働ける環境をつくりたい

今後の展望を教えてください。

R&Dセンター全体の安心・安全を確保するのが一番なのですが、その先に、みんながイキイキと働ける環境づくりを目指したいと思っています。開発には「生みの苦しみ」があると思うんですね。みんな、本当に苦しんで悩んで、周りからの意見も受け止めながら開発している。そのときは大変かもしれませんが、実際に製品ができた瞬間は充実感で満たされるはずです。けれど現実は、その充実感に浸る暇もなく次の仕事がきてしまう……。そのくり返しだと思うので、少しでもゆとりを持った働き方ができるようにできたらいいなと思っています。悩みをみんなで共有し、気軽にディスカッションできる雰囲気もつくりたいです。

最後に、就活生へのメッセージをお願いします!

ぜひ、やりたいことを見つけてください。やりたいことがある上での入社はモチベーションの維持にも繋がると思いますし、ミネベア アクセスソリューションズはその人が望む方向へ進むために、できる限りフォローする会社です。もちろん入社してからやりたいことを見つけるのもいいと思います。まずは自分が何をやりたいのか、自ら問いかけてみてください。

また、私が採用活動をしているなかでよく耳にするのは、工学系の方たちの「開発をしたい」という声。ミネベア アクセスソリューションズの場合、開発から製品を量産するところまで一貫して経験することができます。その環境は結構貴重だと思うんです。本気で「開発したい」と思っているのなら、ぜひミネベア アクセスソリューションズに来てください!

MY SCHEDULE

先輩社員の1日

5:00

起床

5:30

出勤準備

7:10

出社

R&Dセンターのメイン入口の鍵を解除。
センター内を巡視して安全確認。
業務スケジュール確認、調整。

8:30

ラジオ体操

 

9:00

朝礼

管理BLメンバー全員で毎朝実施

9:30

エアコン不具合確認

エアコン不具合確認
エアコンが故障しているとの打ち上げがあり現場確認

10:00

確認・承認処理

購入品、勤怠異常処理確認・承認

10:30

打合せ

 

11:30

来客対応

派遣会社来社に伴う派遣状況打合せ

12:00

昼休憩

社食でランチ。 

13:00

スタッフ会議

週間定例打合せ(開発・新機種・営業・購買等、他部署の主要メンバーによる情報共有)

14:00

課内メンバー打合せ

勤怠管理担当メンバーと勤怠管理不具合是正対応検討
課内手順書変更に伴い変更内容確認

16:00

事業計画

実績確認及び来期施策検討、資料作成

17:30

確認・承認処理

購入品、勤怠異常処理承認

18:00

R&Dセンター所長と打合せ

所内問題点・課題共有及び対応検討

18:30

退社

19:30

帰宅

※2021年3月のインタビュー・スケジュールになります。
※R&Dセンターではフレックスタイム制により勤務時間帯が社員により異なります。
※ミネベア アクセスソリューションズでは在宅勤務、従業員のマスク着用、アルコール消毒など
新型コロナウィルス感染予防対策を実施しております。